原発事故から12年あまり。問題となっていた福島第一原発の処理水について、東京電力はきょう午後1時ごろから海への放出を始めました。
記者
「処理水の放出が開始されました」
東京電力は、午後1時3分に福島第一原発の処理水の海洋放出を始めました。処理水に含まれるトリチウムの濃度は1リットルあたり43から63ベクレルと、国の基準である6万ベクレルを下回っていて、「想定通り薄まっている」ということです。
東京電力は、きょうから7800トンの処理水を17日間にわたって放出する計画で、今年度はタンクおよそ30基分の放出を予定。完了までには30年ほどかかると見込まれています。
放出開始を受けて、東京電力の小早川社長は…
東京電力HD 小早川智明社長
「アルプス処理水の放出は、廃炉が終わるまで非常に長い期間かかります。その間しっかりと安全、地元の皆様のご信頼に応えていく」
小早川社長はトリチウムなどの拡散状況を調べるため沖合で調査を行い、「あす夕方ごろに公表する」と説明しました。その上で、「何よりも安全を最優先に、風評対策や適切な賠償を行う」と話しました。
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