■MLB エンゼルス ー レイズ(日本時間19日、エンゼル・スタジアム)

エンゼルス・大谷翔平(29)が本拠地で行われたレイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。2回の第2打席に、2試合連続となる43号満塁ホームランを放った。満塁ホームランは22年5月10日の同じくレイズ戦以来、日米通じて自身2度目。

1-1の同点、2死満塁の場面で打席に立った大谷は、レイズ先発のE.ラミレス(33)に対し、2球目インコース高めのカットボールを完璧に捉え、ライトスタンドへ叩き込んだ。チームは初回に先制点を奪われたが、大谷の一振りで5-1と勝ち越し。

ホームラン争いでア・リーグトップを独走する大谷は、ナ・リーグトップのM.オルソン(29・ブレーブス)の43本に並び、両リーグトップタイに浮上。シーズンでは56本ペースに。

21年にマークした自己最多46本まで残り3本。さらにMLB通算は170本塁打となり、日本人通算トップの松井秀喜(175本)に5本と迫った。この日、1回の第1打席はファーストへの内野安打で出塁し、続くムスカタスのタイムリーで同点のホームを踏んだ。