中国政府が都市部の若者の失業率の発表を取りやめたことについて、中国外務省の報道官は「中国のデータは常に公開、透明性を堅持している」と強調しました。

中国国家統計局は15日の会見で、都市部の16歳から24歳の失業率について発表を取りやめることを明らかにしました。

若者の失業率が20%を超え、過去最悪を更新する中の発表取りやめに、「失業問題を隠すためでは」などと批判が上がっています。

これについて、中国外務省の汪報道官は「統計指標を実態に合わせ、調整するのは正常なことだ」としたうえで、次のように反論しました。

中国外務省 汪文斌 報道官
「中国の経済データ発表は常に公開、透明の原則を堅持し、持続的に各種統計データを公表しており、国際組織を含む各界に高く評価されている」

若者の失業率が高止まりしている現状を受け、各地方政府は若者を採用した企業に補助金を支給するなどの対策をとっていますが、根本的な問題解決にはつながっておらず、大きな社会問題となっています。