戦後78年のきょう、岸田総理は全国戦没者追悼式に参列し、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と述べました。

岸田総理
「戦後我が国は一貫して、平和国家としてその歩みを進めてまいりました。歴史の教訓を深く胸に刻み、世界の平和と繁栄に力を尽くしてまいりました。戦争の惨禍を二度と繰り返さない、この決然たる誓いを今後も貫いて参ります」

岸田総理は式典でこのように述べ、「歴史の教訓を深く胸に刻み」とした上で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と強調しました。

岸田総理の参列は総理就任後、2回目となりますが、去年に引き続き、アジア諸国に対しての加害責任や反省には触れず、「積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携え、世界が直面する様々な課題に全力で取り組む」と述べるにとどめました。