勝負の8月に入り、足踏みが続く広島カープ。8月11日(金・祝)からは名古屋で中日との3連戦でした。

8月11日(金・祝)

金曜日の初戦。2点を追うカープは、3回、坂倉将吾 と 堂林翔太 の連打をきっかけにノーアウト・満塁のチャンスを作ります。打席には1番・菊池涼介 。しかし、内野ゴロを打たされ、ダブルプレー。1点を返すにとどまります。

再び2点のリードを許して迎えた7回。1アウト・3塁・1塁のチャンスで 新井貴浩 監督が仕掛けます。8番・堂林の打席で、1塁ランナーの代走・大盛穂 が盗塁を試みますが、失敗。

嫌な空気のまま、2アウト・3塁となりますが、打席の堂林が2ボールからの3球目をジャストミート。今シーズン、まだホームランを打たれていなかった中日・勝野から値千金の同点2ラン。試合は延長戦に突入します。

3対3のまま迎えた12回表。カープは、2アウトから3つのフォアボールを選んで満塁とします。ピッチャーの打順で代打は、野間峻祥 。コンディション不良により直近の3試合を欠場していました。フルカウントまで持ち込みますが、最後はバットが空を切り、三振。4時間10分の熱戦の末、引き分けに終わりました。