ゴムボートで釣りをしていた富山市の38歳の男性が船の上で体調不良となり、救助されました。

伏木海上保安部によりますと、14日午前6時40分ごろ、富山県射水市沖(岸から約180メートル付近)でゴムボートに乗っていた富山市の38歳の男性から「釣りをしていたところ、体調不良となり自力で戻れない」と118番通報がありました。通報を受けた伏木海上保安部が、約1時間後に男性を救助しました。

男性は吐き気と脱水症状があり、船酔いと軽い熱中症だったとみられますが、病院で治療を受け回復したということです。男性は釣りをしようと、午前5時半ごろから沖に出ていて、約1時間後に体調不良になったということです。

当時の現場周辺の天候は晴れ、風はなく、気温は29℃でした。

伏木海上保安部は、この時期、ミニボートに乗る際は、装備の点検・整備や気象海象のチェックに加え、こまめな水分補給や帽子を着用するなどの熱中症対策を徹底するよう呼びかけています。