連日の暑さにより魚を氷の中で展示する宮城県気仙沼市の「氷の水族館」は涼を求める人で賑わっています。

気仙沼市の魚市場前にある「氷の水族館」。一歩、足を踏み入れるとそこはマイナス20度の世界。気仙沼港で水揚げされたカツオやサンマ、カサゴなど50種類およそ500匹の魚が入った氷柱が並んでいます。

氷を照明で照らしたりプロジェクションマッピングで映像を投影したりして、見る人を飽きさせない演出も施されています。訪れた人たちは無料で貸し出される防寒具に身を包み寒さに耐えながら記念写真を撮るなどしていました。

訪れた人:
「すごく涼しくて、中のプロジェクションマッピングもすごく綺麗だった。お魚もいっぱいいた」
訪れた人:
「すごく中は冷たかったです」

港町ならではの製氷技術を生かして2002年にオープンした「氷の水族館」は、東日本大震災で被災し6年間休業していましたが2017年に再開しました。営業時間は、9月までは午前9時から午後5時までで、料金は中学生以上600円、小学生は400円となっています。