8月9日は長崎に原爆が投下された日です。

北杜市では国の内外のヒバクシャを写真に収めた展示会が開かれています。

長崎に原爆が投下され、7万3800人以上の尊い命が奪われてから8月9日で78年になります。
長崎県では平和祈念式典が行われ、大勢の人が祈りを捧げました。

原爆投下の日などに合わせ北杜市高根町で開かれているのが写真展「世界のヒバクシャ」です。

西垣友香キャスター:
長崎でヒバクした方の写真が展示、何気ない表情から学ぶものがたくさんある

築100年以上の古民家の壁や窓一面に、105点の写真が並びます。

これらは6人の日本人フォトジャーナリストが広島、長崎をはじめ核実験や原発事故などがあった世界10数か国で撮影したものです。

放射能の影響を受けながらも力強く生きてきた人たちの姿を伝える写真が多く、添えられた文章からは写る人の感情や生活などを知ることができます。

NPO法人「世界のヒバクシャ展」安在尚人事務局長:
何が起きていたかということをちゃんと知った上で、我々どうしたらいいのかという話をぜひ考えてほしい

この写真展は8月15日まで開かれ、入場は無料です。