弘南鉄道大鰐線で6日起きた列車の脱線事故。7日、国の運輸安全委員会が調査に入りました。調査の結果、これまでに車両が脱線した後、約50メートルに渡って走行したと見られることが分かりました。

レールから外れて浮き上がった車両。脱線事故が起きた現場では復旧に向けてさきほどから車両をレールに戻す作業が行われています。この車両は弘南鉄道大鰐線で2両編成の普通列車で6日、大鰐駅を出発して、500メートルほどのところで脱線しました。乗員・乗客合わせて19人にけがはありませんでした。

事故を受けて、国の運輸安全委員会は調査官を派遣。7日朝始まった現地調査ではレールや車両の状況を確認し、これまでに脱線したのが列車が停止した場所から50メートルほど前と見られることが分かりました。

※運輸安全委員会 吉田孝志 鉄道事故調査官
「運転操作がどうであったかや写真を撮って線路や車両の設備関係に異常がなかったかというところを調査した上で原因を推定していきたい」

大鰐線では4年前の4月にも脱線事故が発生していて、レールの幅が広がったことが原因と判明しています。

※弘南鉄道 中田正志 取締役業務部長
「運輸安全委員会の方と、東北運輸局の方の指示のもとで原因究明と再発防止策を進めていきたいと考えております」

作業が順調に進めば7日夜にも車両を津軽大沢駅に移動する予定で、車両の点検を進めて事故原因の調べを進める予定です。ただこの影響で現在も全線で運転を見合わせていて、再開のめどはたっておらず住民や観光客への影響が続いています。