5日午前、北アルプスの浄土山で、下山中の67歳の男性公務員が転倒し、手首を折るなどの重傷です。

5日午前11時ごろ、北アルプス標高およそ2760メートルの浄土山で、室堂に向かって下山中の東京都の67歳の男性公務員が、登山道にあった浮石と呼ばれる不安定な石を踏んで転倒し、近くにいた別の登山者が110番通報しました。

県警の山岳警備隊が出動し、男性を背負って室堂平まで搬送、男性はその後救急搬送されましたが、左手首を折るなどの重傷です。

男性は6日下山予定で、当初ほか2人と登山していましたが、5日はそれぞれの下山ルートに分かれて、一人で行動していました。