北アルプス鷲羽岳の標高2883メートルの登山道で5日、42歳の医療事務の女性が転倒し、右足首の骨を折る重傷です。
富山県警によりますと、5日午前8時半ごろ、北アルプス鷲羽岳の標高2883メートルの登山道で、兵庫県から登山に来ていた42歳の医療事務の女性が足を滑らせ転倒しました。
女性はすれ違った登山者に救助要請を依頼し、依頼を受けた登山者が三俣山荘を通じて富山県警山岳警備隊に救助を要請しました。
女性は県警ヘリ「つるぎ」に収容され、富山空港で救急隊に引き継がれ病院に搬送されました。女性は右足の骨を折る重傷です。
女性は仲間と合わせて3人で4日、岐阜県の新穂高方面から入山、5日は鷲羽岳から水晶岳をまわって三俣山荘に宿泊し、6日に新穂高方面から下山する予定でした。
警察が引き続き事故の原因を調べています。