岩手県内で交通死亡事故が相次いでいることを受け県警は5日、「交通死亡事故多発注意報」を発令しました。

県警によりますと、県内では8月2日から4日間で、3件の交通死亡事故が発生し3人が亡くなっています。2日午前には金ケ崎町の交差点で原付バイクと軽乗用車が出合い頭に衝突し原付バイクに乗っていた70代の新聞配達員の男性が死亡、2日午後には奥州市の市道でトラクターが道路脇に転落し運転していた70代の男性が下敷きになり死亡しました。5日未明には一戸町の東北道で乗用車を運転していた30代男性がトンネルの入り口に衝突し死亡しました。発生した3件のうち2件が高齢者が原因となる事故であったことから、警察は特に高齢ドライバーに対し暑さ、疲れによる「ぼんやり運転」や「うっかりミス」に注意するよう呼び掛けています。注意報の期間は7日までの3日間で、警察が県下全域で交通取り締まり活動を強化します。注意報の発令は2023年1月に続き今年2回目です。