環境省は外国人観光客などを呼び込むため、国立公園にホテルや旅館を誘致するモデル事業の候補地に、青森県の十和田湖地域など3か所を決定したと発表しました。
環境省は貴重な国立公園の自然を観光資源に活用できていないなどの指摘を受け、国立公園の中にホテルや旅館を誘致するモデル事業を始めることにしています。西村環境大臣は4日の会見で、そのモデル事業として候補地を発表しました。候補地は青森県と秋田県にまたがる十和田八幡平国立公園の十和田湖地域など3か所で、地域によってはガイドと一緒に星空の観察やハイキングなどを楽しめるようになる予定です。
環境省は来年3月までに候補地を最終的に1つか2つに絞り込む方針で「国立公園の魅力的な自然を守りながら、宿泊の体験を通じて利用者に感動や学びを提供し、自然保護につながる好循環を作りたい」としています。














