国連の安全保障理事会は、「紛争による食料不安」をテーマに公開討論を開き、ウクライナ産の穀物輸出に関する合意から離脱したロシアに非難の声が相次ぎました。
アメリカ ブリンケン国務長官
「黒海が脅迫のために使われるのは、もうたくさんだ」
国連・安保理では3日、「紛争がもたらす食料不安」をテーマにした公開討論が開かれ、およそ80か国の代表が出席。
主催したアメリカのブリンケン国務長官は、ウクライナ侵攻を続けるロシアが穀物輸出に関する合意から離脱したことについて、「食料を戦争の武器にしている」と非難しました。
また、食料不足が懸念されるアフリカのガーナの代表は、ロシアがアフリカの6か国に穀物を無償提供することについて「歓迎する」とした一方で、ロシアの離脱により輸出合意が延長されなかったことを「非常に残念に思っている」と懸念を表明。そして多くの国からもロシアに対し、攻撃を止め、合意に復帰するよう求める声が相次ぎました。
一方、ロシアの代表は「世界の食料は十分に生産されているが、問題は西側諸国が過剰に備蓄をするなど、不公平な分配にある」などと反論しました。
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