新潟県が3日に発表した『感染症情報』によりますと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たりの報告数が、前の週と比べて1.43倍に増えていたことが分かりました。

3日に発表された新潟県内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の1医療機関あたりの患者数は、全県で18.51でした。
これは前の週の12.98と比べて1.43倍で、報告された患者実数は1555人です。

5類に移行して以来、定点報告数が10を超えたのは2週連続となります。

入院者数は130~150人程度で先週より増加し、病床使用率は13%程度です。

重症者は、7月24~25日の間に2人、30日に1人の報告があったということです。
中等症の患者は15~15人程度で、こちらは先週より減少しています。

新潟県は、発熱や咳などの症状がある場合は外出を控えるほか、手洗いなどの基本的な感染対策の徹底を引続き呼び掛けています。

新型コロナウイルス新規感染者数については、5月7日までは『全数把握でしたが、5類移行後はあらかじめ指定された84の医療機関からの報告に基づく『定点把握になっています。