深浦町で24時間にいつもの年の1か月分を超える記録的な大雨が降ってから24日で10日となりました。まだ、その爪痕が残る中、一部区間で運転見合わせが続くJR五能線では代替バスの運行が始まり、観光地にはにぎわいが戻りつつあります。
JR五能線では、7月15日からの大雨の影響で運転見合わせが続いている深浦駅と秋田県の能代駅の間で23日から代替バスが運行されています。十二湖の玄関口となる十二湖駅には24日も、バスを利用して観光客が訪れていました。
※代替バスの利用客
「(十二湖の)青池にいこうと思ってきました。代行バスは電車に乗っているときに知って、あってよかったなと思った」「白神はもう大好きなので一番よく来ています。本来、秋田から来る予定でしたが、来られなくなってしまって、青森から急きょ予定を変えた」
駅に隣接する直売所もにぎわいが戻りつつあります。JR東日本は、深浦ー能代間について、8月中旬の運転再開を目指すと発表しています。
※深浦町観光協会 工藤紫苑さん
「五能線も大変だと思いますが、早めに復旧してお客さまがたくさん観光にいらっしゃってほしい」
客足が戻っているのは、十二湖にほど近い宿泊施設も同じです。
※アオーネ白神十二湖 斉藤智晴支配人
「キャンセルが少なくなったのが先週の週末から、通常に戻ったといいますか、キャンセルは若干ありますけども、戻ってきています」
大雨の直後はキャンセルが相次ぎましたが、いまは、客室の8割ほどが埋まるまでに回復しています。多くの観光客が訪れる十二湖はまだ濁りが残る池もあり、大雨によって遊歩道の2か所で立ち入り規制が続いていますが、去年8月のような大規模な被害はありませんでした。中でも、観光客の回復をあと押ししているのは…
※楠原彩加記者
「深浦町の観光名所“青池”は、大雨だったことを忘れるくらい青く澄んでいます」
「青池」の存在です。アオーネ白神十二湖によりますと、「青池」は大雨から3日後には少しずつ透き通った青に戻り始め、きょうも観光客を魅了していました。
※秋田県からの観光客
「下の池から見てきて(被害は)大したことないなと思って来たけど、実際に見てほっとした、きれいだ」「10年ぶりに来ましたが、やっぱり青池ですね、とてもきれいです」
深浦町では、9月に交付予定だった普通交付税2億7000万円が25日前倒しで交付され、復旧費用に充てられます。深浦町では、イトウの稚魚2800匹がへい死する被害や用水路の決壊、水田に土砂が流れ込むなど農林水産業だけで24日までに4億5800万円の被害が確認されています。














