高知県北川村の「青ユズ」を使った新メニューのお披露目会が、モネの庭のカフェで開かれました。食を通じて課題解決に取り組もうと活動する大学生が考案した新メニューです。

モネの庭マルモッタン内のカフェ「モネの家」で22日に開かれた新メニューのお披露目会。

県の観光特使でレストランKIHACHIを展開する熊谷喜八シェフが監修しました。出荷量が黄ユズに比べ少ない青ユズの販売に力を入れたい北川村が、利用可能性を探る研究を東京農業大学に依頼。その過程で去年12月、食を通じて課題解決に取り組もうと活動する学生たちが、青ユズを使ったメニューのレシピを熊谷シェフに提示し、このほど商品開発されました。

新メニューはパスタやリゾット、魚の揚げ物など青ゆずを生かした6品で、学生たちがそれぞれの特徴を紹介すると共に、参加者がその味を堪能していました。

(北川村 上村誠 村長)
「青ユズでいろいろなメニューを食べたのは初めてだったので非常に新鮮だった。こういった使い方で展開していきたい」

(メニューを考案した大学生)
「こういうふうにメニューにつながることが、大学1年生のときに考えたメニューだったのですごいうれしい」

(カフェ「モネの家」 佐藤規子 チーフスタッフ)
「自分が考えたメニューがレストランで採用されるということはほとんどない。これがいい機会になって、学生や一般人が考えたメニューがレストランで実現されるのはいいことだと思う」

新メニューは第1弾が8月3日から、第2弾は10月1日からモネの庭のカフェ「モネの家」で提供されるということです。