北アルプス剱岳で17日、岩登り中に転落したとみられる男性2人の遺体が見つかった事故で、警察は三重県の32歳の公務員と愛知県の40歳の会社員の男性と判明したと発表しました。

17日午後、北アルプス剱岳の小窓ノ王付近の標高約2690メートルの岩場の斜面で、山岳ガイドの男性がうつ伏せで倒れている男性2人の遺体をみつけました。

富山県警ヘリが出動して2人を収容、救急隊が死亡を確認しました。2人が倒れていたのは、上級者向けのロッククライミングのルートの近くで、警察は岩登り中に転落したものとみています。

これまでの調べで、遺体で見つかった2人は三重県津市の公務員、近藤英佐夫さん(32)と愛知県春日井市の会社員、田中悠太さん(40)と判明しました。