7月15日の大雨被害からの対策が進んでいます。青森県深浦町の追良瀬川は田んぼに水を供給する施設がすべて損壊したため、町は仮設のポンプを設置して20日から稼働させました。これから田んぼには水が必要な時期となるため、農家には一安心となりました。

深浦町の追良瀬川です。7月15日の大雨被害の爪痕は深く、約100メートルにわたり護岸が崩れ落ちていました。この影響で、田んぼに水を供給するための施設「頭首工」は4つすべて使用できなくなっていました。

※レポート 村上怜生 記者
「深浦町追良瀬川に田んぼへ水を供給するための仮設ポンプが設置されました」

町は基幹産業である農業を守るために、対策に動いています。川に仮設のポンプを設置して20日午前から稼働させていて、水路には久しぶりに水が流れました。これから田んぼは稲の穂を伸ばすために水を入れる時期となるため、農家は今回のポンプの稼働で一安心となりました。

※深浦町災害復旧推進室 新岡重将室長
「地元業者の協力もあり、速やかにポンプを設置できました。今後こちらのポンプを活用いただきながら生産活動に励んでいただき、今年こそは豊作に恵まれることを祈っております」

田んぼへの水の供給は始まりましたが、深浦町は20日までに少なくとも水路10か所が損壊し、田んぼ約2000平方メートルに土砂の流入などが確認されていて、依然として復旧は進んでいないものも多く残っていて、これから被害の全容把握と対策が急務となっています。