新型コロナウイルスに関する新潟県の対策本部会議が開かれ、感染者の数が3週連続で増えているものの「ただちに医療がひっ迫する状況ではない」として花角知事は今後も感染状況を注視していくとしました。
20日に開かれた県の『対策本部会議』は、新型コロナウイルスが5類に移行してから2回目の開催となります。

定点観測で行っている、1週間の1医療機関あたりの感染者の数が今週は7.88人で、前の週と比べると1.15倍に増えています。3週連続の増加傾向です。

一方で病床使用率は19日現在で9.5%と、ただちに医療がひっ迫する状況にはないとしています。

【花角知事】
「人の動きが活発になる夏を迎えて一定の感染拡大が生じる可能性がある。引き続き注意深く監視をするモニタリングをしていくことが必要である」

県は感染者が増え続けた場合に備えて全ての医療機関を対象とした説明会を開くなどして対応する方針です。
