2027年の完成を目指して建設が計画されている下北地方の中核病院、むつ総合病院の新病棟の総事業費の見直しが発表されました。総事業費は資材の高騰などでこれまでの想定より約70億円増えて269億円となりました。

むつ総合病院の新病棟の計画変更は、むつ市の山本知也市長が20日開いた会見で発表しました。それによりますと、新病棟はこれまで地上5階地下1階としていましたが、災害時の非常用電源を配置するため、地上6階・地下1階に変更しました。これに資材の高騰なども加わり、2022年度は約196億円としていた総事業費は73億円増え、269億円になりました。山本市長は、費用の増額は県や関係市町村と協議して新しい財源を確保しながら病院の収支改善で対応することを目指すとしています。

※むつ市 山本知也市長
「これからまだまだウクライナ情勢で資材の高騰が続く可能性もあり「(建設を)もう少し後にしたほうがいいじゃないか」と議論もありますが、早く行って市民の皆様に適切な医療サービスを提供できるようにやっていきたい」

むつ総合病院の新病棟は、現在の病棟に隣接した金谷公園に建設され、2027年4月の供用開始を目指しています。