7月15日に記録的な大雨に見舞われた青森県深浦町で18日、破損した導水管が復旧したほか、JR五能線も一部で運転を再開しました。その一方で、水田では新たな被害が確認されています。

※レポート 須崎蓮記者
「大雨で道とともに埋設していた導水管が流され、現在この先で復旧作業が行われています」

深浦町の大間越地区で18日午前8時半に始まったのは破損した導水管の復旧工事です。7月15日の大雨によって地中の導水管が流され、給水車で浄水場に水を運んで黒崎地区と大間越地区の最大187世帯に水を供給していますが、18日夕方までに復旧しました。

また、JR五能線の東能代と鰺ヶ沢の間は18日の始発から深浦・鰺ヶ沢間の運転が再開し、深浦駅では大勢の観光客が列車に乗り込みました。

※観光客は
「心配していたのですが海がきれいだというので、せっかく来たので楽しみにしています」

水道や交通機関が復旧する一方で、農地では徐々に被害が判明してきました。

※稲作農家 新岡一樹さん
「常に水路の半分以上は水が流れている状態です。結局、水路のスタートの部分が壊れてしまっているので、いまは一切水がきていない状態」

町の山間部にある新岡一樹さんの水田では用水路が壊れ、水が供給できなくなっています。ここは去年8月の大雨でも損壊しました。

※稲作農家 新岡一樹さん
「正直、これから穂に実が入ってくる時期だったので、一番水を使う時期です。その時に水を入れることが不可能なので、ちょっと秋の収穫どうなるのかなと。お米ではなくて違う分野に飛び込まなければならないのかなとか。そういう不安もとてもいっぱいあります。こうやって災害ばかりだと、いま自分が好んで作っている栽培ができなくなる」

深浦町によりますと、18日までに水田2000平方メートルで土砂の流入や損壊が確認され、徐々に被害の全容が判明してきています。