広島・福山市でみこしをぶつけ合い、無病息災を願う祭りが開催されました。

福山市にある素盞嗚(すさのお)神社の「祇園祭」は、平安時代に始まったと伝えられており、全国各地の祇園祭の発祥の地ともいわれています。疫病や災いを鎮める祭りといわれていて、7月14日から3日間、開催されました。

新型コロナの影響で、2019年以降、4年ぶりにみこしを担いで町内を回りました。

また、祭りの3日目にはメインイベントでもある「けんか神輿」を見るために多くの見物客が訪れました。

けんか神輿は、新市地区のみこしが中須地区などほかの地区のみこしとぶつかり合い、土がついたり、押し切られたりすると終わりになります。

けんか神輿を見た子ども
「すごく激しかった。びっくりした」

けんか神輿は、最後にお互いの健闘をたたえ合って、終了となりました。