今回の大雨では、青森・秋田の県境で記録的な雨が降り、青森県深浦町で町道が大規模に陥没するなど大きな被害が発生しました。なかには、去年8月の大雨から2年連続で被災した所もあり影響は深刻です。
※須崎蓮記者「深浦町を流れる中沢川の下流です。川から水が溢れだし、住宅に迫ろうとしています」
青森県内では15日、津軽を中心に雨が降り続き、深浦町の24時間降水量は平年の1か月分を上回る172ミリを観測しました。人的な被害はありませんでしたが、国道101号で土砂が流れ込むなど、あわせて7つの路線で通行止めとなりました。
また、海沿いにある黄金崎不老ふ死温泉では、電源設備のある建物が水没し道路も崩れました。この影響で宿泊は継続していますが、名物の露天風呂などが利用できなくなるなど営業が一部制限されています。
※黄金崎不老ふ死温泉 佐藤晃三総支配人「去年8月前半でかき入れ時に災害あったけど、またこれから夏休みのかき入れ時期の前に被害にあうのは、本当に残念」
青森県内では、深浦町と中泊町であわせて564世帯1094人に避難指示が出されました。深浦町大間越地区では、自宅の近くで土砂崩れがあり、着の身着のままで避難した人もいました。
※避難した住民は「(避難所まで)おんぶされてきた。消防の人に」Qほかの荷物は?「ない。薬だけもってきた」「去年と同じになればダメだと思った。これ以上強い雨が降ったら、また砂利が流れてきて、崩れて流されると思って、避難した」
大間越地区では導水管で破損が確認され断水のおそれがあるため、町は、給水車で配水池へ水の供給をするなど懸命な作業が続いています。
※深浦町 建設水道課 堀内昭一課長補佐「(復旧は)未定です。なので一日も早く復旧の作業ができるようにもっていきたい」
観光にも影響は広がっています。深浦町の観光名所、千畳敷海岸にある食堂・民宿田中では、この3連休、客足はまばらで閑散としたといいます。
※食堂・民宿田中 兼平ゆき子さん
Q.人の入りはどうだった?「全然だめだね。道路も通れるか、通れないかわからない。みんな、ひいているのではないか。みんなが大変だから。私たちも厳しいけど、笑顔で頑張らなくちゃ」
去年8月の大雨による被害からの復旧が進む中での今回の被害に、町民や観光施設には大きな打撃となっています。あすも梅雨前線の影響で、曇りで雨の降る所が多い見込みとなっていて、住民たちは不安を募らせています。














