ごみの削減に向けて検討する審議会が福島市で開かれ、ごみ処理の有料化について、今後も検討を続けていくことなどが話し合われました。

福島市は2015年度に1人あたりの一日のごみの排出量が全国ワースト1位になったことを受け、ごみの減量に取り組んでいます。

5日に開かれた審議会では、昨年度のごみの排出量が671グラムで、前の年に比べて10グラム減ったものの、目標としていた530グラムは達成できなかったことなどが報告されました。

福島市廃棄物減量等推進審議会・樋口良之会長「もう減らせる人は限界まで減らしているような印象があるとお話を聞きます。だからそうじゃないところにどうタッチするのか」

福島市は、ごみ処理の有料化について物価の高騰などを理由に導入を見送っていますが、今後も検討を続けていくことにしています。