3日、熊本県で線状降水帯が2回発生、急な大雨で道路が冠水し、水没した車から救助の要請が相次ぎました。運転中に急な大雨で道路が冠水した状況に直面したとき、どのくらいの水なら車を走らせることができるのでしょうか?

冠水した道路の走行についてはJAF・日本自動車連盟が実験を行っています。実験はアンダーパスが冠水した場合を想定して、前後にスロープを設けた長さ30メートルのコースを走りきれるかどうかを確認するものです。

セダンタイプとSUVの2車種で実験。水深を30センチで走行したところ、時速10キロと30キロどちらのスピードで走っても走りきることができました。次に水深60センチで実験すると…。

まずはセダンタイプ…。
時速10キロで冠水路に入り、ゆっくりゆっくり、進んではいましたが、31メートル地点、登りスロープに差し掛かったところで停まってしまいました。