新潟市中央区の新潟西港沖で4日昼前、釣りに出て港に戻る途中のプレジャーボートがエンジントラブルで航行不能となりました。新潟海上保安部の警備救難艇が救助し、ボートに乗っていた2人にけがはないということです。
新潟海上保安部によりますと4日午前11時半すぎ、新潟西港沖を航行中のプレジャーボートの船長から「突然エンジンが停止し、航行不能となった」と118番通報がありました。新潟海上保安部所属の警備救難艇が救助に向かい、午後0時半頃、新潟西港の第二西防波堤灯台から西北西の方向約10kmの地点でプレジャーボートを発見。港にえい航したということです。プレジャーボートに乗っていた男性2人にけがはありませんでした。

新潟海上保安部によりますと、男性2人は4日午前4時頃に新潟西港沖で釣りをするため出港し、午前11時頃に釣りを終えて港に戻ろうと航行中、エンジンが突然停止したということです。港にえい航したあとにエンジンを調べたところ、経年劣化が原因と思われる機関部品の破損が見つかったということです。
新潟海上保安部は「本格的なマリンレジャーシーズンを迎える前に、業者による専門的な点検を受けてほしい」などと呼び掛けています。
(画像提供:新潟海上保安部)