警察官の仕事を学ぼうと、新潟市の中学生が警察学校で、実際の訓練を体験しました。将来の選択肢の一つに警察官を選んでもらいたい思いもあるようです。

「気をつけ!敬礼!」

こちらは新人警察官…ではなく、新潟市西区の小新中学校の生徒です。

本物の警察官さながらの制服姿で職場体験を行いました。これはキャリア教育の一環で、様々な仕事を体験することで将来の進路に役立てるのが目的です。

まずは教官手作りの警察手帳が手渡されました。

手作りとはいえ、警察手帳を手にすると気持ちもピリッとするようで、皆、真剣な表情です。

【記者リポート】「続いては外に移動して、初任課生と一緒に警察官の装備の点検を行います」

初任科生に教えてもらいながら警察官の必需品、警察手帳と警笛のチェック。

そして最後は点検のテスト。

緊張する中、みんな立派にできました。

【生徒は】「すごくきっちりしていてこういう人たちが町に出ていたら安心できるなと思いました」

Q将来の夢は?【生徒は】「サッカー選手です。」
Q警察官は?「かっこいいです」

警察は市民の安全を守るために必要な仕事ですが近年、警察官のなり手が不足しているようです。



【県警察学校 野島毅 教務校長補佐】「警察官という存在を身近に感じてもらって将来職業の選択肢の一つとして警察官も入れてもらえたら進路の幅を広げてもらえたらと思います」

生徒たちは職場体験を通して、警察官の仕事に興味を持ったようです。