1日夜、長崎県対馬市で船が浅瀬に乗り上げ転覆し、80代の男性が海に投げ出されましたが、自力で岸まで泳ぎ着き無事でした。
対馬海上保安部によりますと、1日午後10時半頃、対馬市の木坂漁港付近でイカ釣り漁から戻ってきた漁船が浅瀬に乗り上げ 転覆し、1人で乗っていた86才の男性が海に投げ出されました。
転覆した場所は岸壁から数十メートルの距離で、男性は自力で岸まで泳ぎ着き、家族に助けを求める電話をかけたということです。
男性は病院に救急搬送されましたが、額のかすり傷程度の軽傷でした。
海上保安部ではアンカーをおろす際に男性が前をよく見ておらず、浅瀬に乗り上げてしまったのではないかとみて調べています。