サッカー・明治安田生命J1リーグは1日、第19節が行われ、アルビレックス新潟はホーム・デンカビッグスワンスタジアムでサンフレッチェ広島と対戦。三戸舜介と新井直人のゴールで完封勝ちをおさめました。

試合開始時のフォーメーション(オレンジ:新潟、紫:広島)

前の試合はスコアレスドローだったアルビレックス新潟。タイトな守備から攻撃へとつなぎ、ゴールに迫りたいところです。
試合は序盤から、アルビレックス新潟が良い守備の出足で、サンフレッチェ広島の“チャンスの芽”を摘んでいきます。

ところが前半10分にアクシデント。右サイドのMFダニーロ・ゴメスが足を痛めて担架で運ばれます。MF松田詠太郎と交代となりました。

それでも前半25分でした。
右サイドMF松田詠太郎が持ち上がると、スルーパス。それに反応したのは、前のプレーで左の最終ライン近くにいたMF三戸舜介でした。トップスピードで駆け上がり、ボールを受けると角度がない所からシュート!これが決まって、先制点を奪います。

さらに前半28分、今度は左サイドのDF新井直人からMF三戸舜介、MF星雄次とつなぎ、再びMF三戸舜介へ。前を向いたMF三戸舜介から駆け上がったDF新井直人にパスが通ると、思いっきり左足を振り抜きます!新井のシュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれました。2点のリードを奪って、試合を折り返します。

後半スタート時のフォーメーション(オレンジ:新潟、紫:広島)

後半、サンフレッチェ広島はシステムを変更して攻勢に出ます。一方のアルビレックス新潟はFW鈴木孝司に代えて、FW谷口海斗を投入。
サンフレッチェ広島に押し込まれる時間が続きますが、チーム全体で粘り強く守備を続けたほか、決定的なピンチも“守護神”GK小島亨介のビッグセーブで、得点を与えませんでした。
一方、お互いにオープンになった展開で、アルビレックス新潟も後半、何度か決定機を迎えますが、広島のGK大迫敬介に止められ、追加点を奪えませんでした。

試合はアルビレックス新潟が前半にあげた2点を守り切り、リーグ戦6試合ぶりの勝利となりました。