マイナンバーカードの相次ぐトラブルをめぐり、岸田総理大臣はきょう、関係閣僚に対し、8月上旬までにはマイナ情報の総点検の中間報告と対策の取りまとめをするよう指示しました。
マイナンバーをめぐっては、公金受取口座や健康保険証との紐付けミスなど、トラブルが相次いでいて、政府は紐付けられた情報の総点検を行っています。
こうした中、岸田総理はきょう、河野デジタル大臣、加藤厚生労働大臣、松本総務大臣と総理官邸で会談しました。
松本総務大臣
「8月上旬には、(マイナ情報の)総点検の中間報告、それから、国民の皆様の不安を取り除けるような対策について、その取りまとめということをするようにという指示が(岸田総理から)ありました」
会談後、松本総務大臣は記者団に対し、8月上旬までに、▼総点検の中間報告と、▼国民の不安を取り除くための対策を取りまとめるよう、岸田総理から指示があったことを明らかにしました。
一方、松野官房長官は会見で、この中間報告について「自治体の点検自体を前倒しにするものではない」と述べ、「国民の皆様に対して不安を払拭するため情報発信を早期にしていくということだ」と強調しました。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本

夢のマイホーム建たぬまま...住宅メーカーが"突然破産" 残ったのは2000万円超のローン返済「生活が成り立たない。想像を絶するつらさ」

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か









