静岡県熱海市の土石流災害で崩落の起点となった逢初川の源頭部から行政代執行によって撤去した汚染土が6月28日、県外に搬出されました。
<神谷修二カメラマン>
「黒い土のう袋に入っているのは伊豆山源頭部の土砂です。いま、次々と船に運び込まれていきます」
船に積み込まれたのは、およそ700袋、460立方メートルにおよぶ土砂です。崩落の起点となった逢初川の源頭部には、土石流の際に崩れ残った盛り土約2万立方メートルがあり、2022年10月から県の行政代執行によって撤去作業が進められてきました。
これまでに1万9,000立方メートルが熱海港近くに仮置きされていますが、土壌からはフッ素など基準を超える汚染物質が検出されたことから、千葉県市川市の土壌再利用センターに送られ、浄化処理をしたあと、埋め立てなどに再利用されることになっています。
土砂の撤去や処理費用などを含めると、今回の行政代執行にかかった総事業費は約11億円にのぼります。
<静岡県盛土対策課 石井孝明班長>
「税金を使って、一行為者が行った事業に関して県が撤去を行っているが、かかった費用についてはしっかりと行為者に対して請求していく」
崩落の起点に残る土砂はほとんど取り除かれていて、7月初旬には完全に撤去される見通しです。
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