新潟交通の路線バスの減便と運賃値上げの方針を受け、新潟市議会は公共交通の在り方を考える特別委員会を設置し、28日に初めて議論を交わしました。この中で委員からは「新潟交通から説明を聞く機会を」といった意見が出ました。

新潟交通の路線バスを巡っては運転手不足などの理由から、2020年から立て続けに減便し、さらに、9月からの運賃値上げを国に申請しています。

こうした動きを受け、新潟市議会は公共交通の在り方を考える特別委員会を設置し、初めての会合で今後の方向性について話し合いました。

【内山航 新潟市議】
「新潟市として公共交通にどういうお金を使っているか、一回“見える化”しておきたい」

【加藤大弥 新潟市議】
「新潟交通の人から直接どういう状況なのかをお話ししてもらいたい」

他にも、「市民の声を調査したい」「公共交通を担う事業者として、新潟交通だけに頼っていいのか」といった意見が出ました。特別委員会は今後、新潟交通に説明を求めることにしています。