異次元の金融緩和によって、日本銀行が買い入れた国債が3月末の時点で発行残高の53%に上り、過去最大を更新したことが分かりました。
きょう日銀が発表した「資金循環統計」によりますと、3月末時点で日銀が保有する、国の借金である国債の残高は576兆643億円でした。
国債の発行残高は1080兆円あまりで、日銀の国債保有割合は53%を超え、過去最大を更新しました。
黒田前総裁のもと、大規模な金融緩和策の修正が行われるとの思惑から、国債の売り圧力が高まるなか、日銀が金利上昇を抑えるため、国債を大量に買い入れたことが保有割合の増加につながりました。
国債保有をめぐっては、去年9月末時点で初めて50%を超えて以来、3期連続で50%を超える異常な状態が続いていて、市場からは国の財政を日銀が支える「事実上の財政ファイナンス」との指摘も上がっています。
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