新潟市でこの夏デビューしたばかりの新品種の小玉スイカの試食会が27日、行われました。メロン並みの甘さという小玉スイカ、その名は「Niigataルビームーン」です。

スイカ栽培が盛んな新潟市西区と西蒲区の砂丘地で生まれた「Niigataルビームーン」。2017年から試作を重ねて誕生した新品種の小玉スイカです。
27日は生産者や市場関係者などが集まり試食会が開かれました。そのお味は?
【記者リポート】
「甘い!シャリシャリしてとってもおいしいです」

魅力はなんといっても、大玉のようなシャリシャリ感と抜群の甘さ。
一般的に小玉スイカの糖度は12.5度で「すごく甘い」とされますが、ルビームーンの最大糖度は、なんと15度。糖度はメロン並みで皮際まで甘いのが特長です。
「ルビームーン」という名前は全国から募集し、応募総数854通の中から選ばれました。

ルビーのように赤く美しく、月のように丸い形をしていて、皮の色が濃く、しま模様がはっきりしているのも特徴です。

【JA新潟かがやき 小玉すいか部会 飯田和正さん】
「今年は初年度ということで、まだまだ生産量が少ないんですけど、これを機にまた来年から増えていくと思うので、全国の皆さんに食べてもらいたいなと思います」

Niigataルビームーンはすでに新潟県内のスーパーなどに並んでいて、販売は7月中旬から下旬まで続くということです。