ロシアのプーチン大統領は22日、安全保障会議を開催し、ウクライナの反転攻勢をめぐり協議を行いました。

22日開かれた安全保障会議でプーチン氏の側近・パトルシェフ安全保障会議書記は、ウクライナが反転攻勢を開始してからウクライナ側の死者は1万3000人以上にのぼると強調しました。また、ショイグ国防相は国内で募集している契約軍人について、1日あたりおよそ1300人の応募があるとして、新たな部隊を近く立ち上げると述べました。

報告を受けプーチン氏は、「敵の攻撃力はまだ消耗しておらず、多くの予備兵力が残っていることを念頭に置くべきだ」と強調。引き続き反転攻勢に対応するよう指示するとともに、今後のウクライナ側の動きに警戒心を示しています。