■MLB ツインズ 4ー10 レッドソックス(日本時間21日、ターゲット・フィールド)
レッドソックス・吉田正尚(29)は敵地でのツインズ戦に「4番・レフト」で先発出場。吉田は5打数3安打1本塁打3打点で打率は.308、17試合ぶりの8号ホームラン、今季6度目の3安打をマークした。
20日(日本時間)は3試合ぶりのノーヒットに終わった吉田、1回の第1打席、ツインズの先発はB.オーバー(27)、カウント1-1から外角低めに逃げていくチェンジアップにバットを止めたがストライクの判定。吉田も打席で首をひねりストライクゾーンにアジャストしていない。追い込まれると低め128キロのカーブで空振り三振。
4回、先頭打者で迎えた第2打席、追い込まれる前に打っていったが132キロのチェンジアップにタイミングが合わずピッチャーゴロ。6回の第3打席、カウント3-1から甘く入ってきたストレートを引きつけてコンパクトにレフトへ。2試合ぶりのヒットを放った。
4-0とリードした7回、無死一、三塁のチャンスで第4打席、ツインズ2人目、左腕のB.ヘンドリック(25)と対戦。2球で2ストライクと追い込まれるとタイムを取って一呼吸入れた。カウント1-2からの5球目、外角高め128キロのスライダーをフルスイング、打球はピッチャーのグラブを弾くタイムリー内野安打。3試合ぶり26度目のマルチヒットで打点をマークした。
8回の第5打席、ツインズ3人目、O.オルテガ(26)の1球目、152キロのシンカーを完璧に捉えてライトスタンドへ17試合ぶりの今季8号ホームラン。ベンチではダンベルパフォーマンスで笑顔を見せた。吉田は5打数3安打1本塁打3打点で打率は.308、今季6度目の3安打をマーク。チームも6連勝で貯金は4も最下位脱出とはいかなかった。