■キリンチャレンジカップ2023 日本代表 4ー1 ペルー代表(20日、パナソニック スタジアム 吹田)

キリンチャレンジカップ2023でペルー代表(FIFAランク21位)と対戦した日本代表(FIFAランク20位)は伊藤洋輝(23、シュッットガルト/ドイツ)の代表初ゴール、三笘薫(26・ブライトン/イングランド)の代表7得点目など4対1で勝利。2試合連続の白星となった。

15日のエルサルバドル戦で6ゴールを挙げ勝利した日本代表、この日は南米の古豪・ペルー代表と対戦。前線からプレッシャーに来るペルーに対し日本は落ち着いてプレー、前半8分鎌田大地(26・フランクフルト/ドイツ)がボールを持つと1トップの古橋亨悟(28・セルティック/スコットランド)がペルー守備陣の裏を狙う動きを見せた。

さらに12分、右サイドで伊東純也(30・ランス/フランス)がボールをもらうと古橋がすぐに動き伊東のクロスに頭で合わせたがクリーンヒットせず、ゴール左に外した。

前半22分、日本がボールを支配するとペルーのゴール前でボールを回し、守備陣を崩すと伊藤洋輝が左足のミドルシュートで代表初ゴール。日本が先制した。

前半37分には日本は自陣から菅原由勢(22・AZ/オランダ)が伊東とのワンツーで上がっていくと中央の鎌田へ、そして左サイドの三笘にボールが渡り、切り込んでから右足で決めて日本が2点目。鮮やかなカウンターから追加点を奪った。

2対0で折り返した日本代表は18分、中央の鎌田から左サイドを抜け出した三笘へ、フリーでボールを受けると中央の伊東純也へラストパス。伊東が落ち着いて決め3点目。伊東は1年4か月ぶりの代表でのゴールとなった。

後半30分には途中出場の前田大然(25・セルティック/スコットランド)がペルーのミスを見逃さず4点目。圧倒的な攻撃力を見せた森保ジャパン、4対1でペルーに快勝、2試合で10得点を奪った。試合後、三笘は「ちょっとミスキックだった。シュートを打つことに意味がある。迷いなく打てました」と安堵の表情を浮かべていた。