コンビニ大手のファミリーマートが店員の手を介さずに商品を購入できる「無人決済」の店舗を6月21日、静岡県焼津市に県内初出店します。スピーディーな会計で時短のニーズに応える一方、人手不足に悩むコンビニ業界の救世主として注目が高まっています。
<滝澤悠希キャスター>
「焼津駅にオープンするファミリーマートです。一見普通の店舗ですが、レジに人がいません。そして商品を持ってレジに向かって、一度画面に触りますと…バーコードスキャンなどをせず自動的に商品の値段が表示されます」
JR焼津駅の商業施設、ASTY焼津に21日オープンする「ファミリーマートJR焼津駅/S(サテライト)店」。ファミリーマートが積極的に展開する「無人決済システム」を採用した全国22番目の店舗で、県内では初出店です。
<滝澤悠希キャスター>
「店内の天井にはいくつものカメラがあります。こうしたカメラなどによって、どの商品を購入したかを自動的に検知してくれるということです」
客が店に入ると、天井に設置された29台のカメラがその動きを追いかけます。商品の棚には高性能の重量センサーがついていて、商品が手に取られたことを検知します。天井のカメラと商品棚のセンサーで、客がどの商品を手に取ったのかをリアルタイムに把握し、レジで代金が表示される仕組みです。
<ファミリーマート開発推進部 太田裕資副部長>
「駅は朝とか夕方急いでいる人が多い。クイックにスピーディーに買い物できるのは大きなメリット」
ファミリーマートが無人決済に力を入れる理由は社会情勢の変化にありました。
<ファミリーマート開発推進部 太田裕資副部長>
「昨今の人件費の高騰やスタッフの維持なかなか厳しくなっている中でレジ業務を削減することで通常かかっていた人件費よりも抑えた形で店舗運営ができる」
一般的なコンビニでは2人以上で店舗運営を行いますが、レジ業務のない無人決済店舗では商品の補充などを1人の従業員が行うだけで済み、常駐する必要もありません。
またローコストで少ないスペースでも出店できるメリットを生かし2021年、埼玉県川越市の郵便局にも出店。全国にネットワークがある郵便局と連携することで、買い物が不便な地域の助けになることも期待されています。
<ファミリーマート開発推進部 太田裕資副部長>
「今まで出店できなかったところにファミリーマートの利便性を提供していきたい」
私たちの生活に欠かせないコンビニ。社会の変化に応じて私たちの生活にますます寄り添った形に進化を続けています。
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