性犯罪の規定を見直す刑法などの改正案が参議院で可決・成立したことを受け、性犯罪被害者支援団体などが会見を行い、法案成立を評価しつつ、さらなる法整備を訴えました。
改正された刑法では、「強制・準強制性交罪」の罪名を「不同意性交罪」に変更し、時効を5年延ばした上で、未成年で被害を受けた場合、性被害と認識できるまでの時間を考慮して、さらに遅らせることなどが盛り込まれています。
また、これまで都道府県の条例で取り締まっていた「盗撮」については「撮影罪」を新設し、全国一律の罰則規定を設けます。
会見では今回の法改正について「歓迎する」「大きな前進だ」と評価する声が上がり、中には涙ながらに喜ぶ出席者もいました。
一方で、今回の改正でも「国際水準のものとは言えない」としていて、施行5年での見直しを検討する際には、性犯罪の時効撤廃など、さらに被害者に寄り添った法律とすることを求めました。
注目の記事
「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

ご存じ?「エアコン2027年問題」とは?国の省エネ基準の見直し 安いエアコンが市場からなくなる可能性が!?

【ヒグマ】焼却施設が限界 駆除数17倍で処理に追われる自治体が疲弊 1頭焼却に灯油100リットル 作業追いつかずに腐敗進み、埋めるケースも

「争奪戦になっている」1時間で完売のボンボンドロップシール 平成に流行ったシール交換が令和でもブーム

民間人を地面に叩きつけ手錠…米軍憲兵が誤認逮捕で暴力 規制対象の米軍人と勘違いか 「身分証示さない日本人も拘束できる」と誤った認識も 動画がSNSで拡散(11月30日午前 記事更新)

「素朴にロバがいる生活っていいな…」ロバと元新聞記者がめぐる全国旅①北海道の海洋深層水を釜で煮立てて塩作り 熊出没で相棒のクサツネに迫る危機も









