アメリカの音楽関連企業でつくる業界団体が、ツイッターの運営会社が著作権を侵害しているとして、損害賠償を求めて提訴しました。

これは全米音楽出版社協会が被害を訴える音楽関連企業17社を代表して、南部テネシー州の連邦地裁に提訴したものです。

アメリカメディアによりますと、ユーチューブなどの運営会社は楽曲の権利をもつ企業に対価を支払うライセンス契約を結んでいますが、ツイッターはマスク氏の買収後に交渉が止まったとされています。

団体側は「利用者が無断で楽曲を投稿してもツイッターは削除などの対応を怠ってきた」としたうえで、「楽曲の著作権を侵害して利益を得た」と主張。最大で日本円にして、総額350億円の支払いを求めています。

ツイッター側は提訴についてコメントしていません。