福島第一原発にたまりつづける処理水のニュースです。18日、海に放出する計画が、原子力規制委員会におおむね了承されたことを受け、福島県の協議会が、この審査結果について、議論を始めました。

放射性物質トリチウムを含んだ処理水について、政府と東電は海水で薄めた上で、来年の春をめどに、海に放出する計画を進めています。この計画を審査してきた原子力規制委員会は、5月18日、審査書の案を了承し、計画は事実上の合格となりました。

こうした中、24日、県ではその審査結果について議論する協議会が開かれ、各市町村の専門家が規制委員会からの報告を受けました。規制委員会は、処理水を薄める方法や、海に放出する際の設備の安全性について、妥当との認識を示しました。

また、今年2月の国際原子力機関「IAEA」が視察した際にも安全性の評価について、肯定的な判断を受けたことなども合わせて報告されました。

計画について、規制委員会は現在、国民からの意見を募集していて、その後、正式に認可される見通しです。また、着工の際は、県と大熊町・双葉町の了承が必要となります。24日の議論を踏まえた上で、県では計画を了承するかどうかを検討することにしています。