今の国会の会期末まで2週間あまり。岸田総理は早期の解散・総選挙も視野に入れているとみられますが、足元からは慎重論も出ています。
吹きすさぶ“解散風” 麻生副総裁は「今じゃない」
昨夜、都内の日本料理店を後にした、自民党の茂木幹事長。

自民党 茂木敏充幹事長
「(Q.幹事長、きょうはどのようなお話されたんでしょうか)お疲れ様」
麻生副総裁と4時間近く会談しました。

関係者によると、話題に上ったのは解散・総選挙。岸田総理が早期の衆議院の解散も視野に入れているとみられるなか、二人は「総理と率直に協議する必要性がある」との認識で一致したということです。

自民党幹部
「岸田さん以外は全員、早期の解散には反対だ。茂木さん、麻生さんも『早期の解散は止めた方がいい』と(総理に)進言するだろう」

麻生副総裁は、きょうも周囲にこう呟きました。
自民・麻生副総裁(周囲に対し)
「今じゃないと思うんだよな」