シリーズ「現場から、」です。去年9月、静岡県牧之原市の認定こども園で園児が送迎バスに置き去りにされ、死亡しました。国が再発防止に動くことになった事件ですが、園児の父親の心には深い傷が残されたままです。

「あんな幼稚園に通わせてしまったー 助けてあげられなかった」
園服を身に着け、大好きな幼稚園に向かう河本千奈ちゃん(当時3)。
千奈ちゃんは去年9月、静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で送迎バスに置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなりました。
河本千奈ちゃんの父親
「千奈は元気で、明るくて、活発。外で走り回って遊んだりするのが好きな子」

リビングには、千奈ちゃんの大好きなイチゴと麦茶が供えられています。
千奈ちゃんはバスの中で見つかった際、体温が40℃を超えていて、
近くには脱ぎ捨てられた衣類と空になった水筒がありました。

両親が搬送先の病院に駆けつけると…
河本千奈ちゃんの父親
「生気が感じられないような表情で、朝、妻が結んだ三つ編みも汗でびっしょり濡れているような状態。心臓マッサージをしているから動いていると言われて、このまま心臓マッサージを続けても、内臓に負担がかかったりだとか悪い方向にしかいかないので、やめてもいいですかと言われたが、妻も私も答えることができなかった」














