東日本大震災の教訓を学ぼうと世界各国の古代文明などの研究者らが18日、震災遺構、仙台市の荒浜小学校を視察しました。
仙台市若林区の震災遺構荒浜小学校を訪れたのは、アメリカやイスラエルなどの古代文明の研究者ら15人です。

荒浜小は震災で校舎2階まで津波が押し寄せ、児童らおよそ320人が屋上に避難しました。
一行は、仙台市の職員から震災当時の話を聞きながら、津波の威力や恐ろしさを学んでいました。
国立エルサレム・ヘブライ大学 ニシム・オトマズキン教授:
「(震災が)起こったことは忘れずにたくさんの人が学んで、これから将来にはどうやって何をすればいいかをこのケースから学んだほうがいい」

研究者らは、今後も日本の文化や歴史、震災の教訓などを通して世界中で起きている様々な問題の解決策を考える活動を続けていくということです。