あさって、沖縄県が日本に復帰して51年となるのを前にきょう、基地のない平和な沖縄の実現を訴える平和行進が開催されました。

1978年に始まった5・15平和行進は5月15日の復帰記念日に合わせて毎年行われています。

行進は中部と南部の2つのグループに分かれて行われ、このうち中部では県内外から集まった人たちが嘉手納基地沿いなどおよそ12キロの道のりを歩きながら、基地のない平和な沖縄の実現を訴えました。

【三重県からの参加者】「平和を取り戻したいと思います。三重県ですけど他人事だとは思わないように」

【県内の参加者】「基地が無くなるように心をこめて行進しています。平和になって欲しいです」

参加者は北谷町役場までの行進中、延々と続くフェンス沿いの道を歩き、軍事基地に土地を占拠される島の現状を改めて実感している様子でした。