政府はきのう、自衛隊基地などを対象とする「重要土地」の2回目の区域指定に
161か所を指定する方針を決めました。県内では離島を中心に39箇所を指定する方針です。

今回県内で「重要土地」に区域指定される見通しとなったのは、宮古島・石垣島・
与那国島などの自衛隊施設やその他の離島などの39箇所で、県内の指定は今回が初めてです。

国の安全保障上重要な施設の周辺や国境離島などの土地の利用を調査・規制するために指定するもので、指定された施設の「機能を阻害する行為」に刑事罰を科すことができる一方、どんな行為が違法となるかは明確にされていないという問題点も指摘されています。

今回、アメリカ軍基地は含まれませんでしたが、内閣府の担当者は今後指定される可能性もあると説明しています。

この件で玉城知事はきのう、「指定は必要最小限に留める必要がある」との考えを述べています。