映画「銀河鉄道の父」の初日舞台挨拶が行われ、主演の役所広司さんをはじめ、菅田将暉さん、森七菜さん、豊田裕大さん、坂井真紀さん、田中泯さんらが登壇しました。
本作は、「宮沢賢治がダメ息子だった」という大胆な視点を軸に描かれた、第 158 回直木賞受賞の傑作小説「銀河鉄道の父」(著:門井慶喜)を映画化。無名だった宮沢賢治を支え続けた父と家族の愛と情熱を描いた感動作です。
役所さんとの共演について、田中さんは“撮影に入って最初のシーンが役所さんとのシーンで、それが面白くて面白くて。自分のセリフを忘れるくらい。”と振り返りました。
それを受け、役所さんは“若作りをしている泯さんを見たのは初めてでした”と返し、笑いを誘いました。坂井さんも“役所さんの割烹着姿がなんともチャーミング。みなさんもノックアウトされてくださいね”と観客にオススメ。菅田さんも“(役所さんの)前髪いいですよね〜”とイジりつつ絶賛していました。
「共演者に、今だからこそ聞きたいこと」というトークテーマでは、豊田さんが役所さんへ“僕は3歳からバスケットボールをやっていて、筋トレもしているんですけど、役所さんを止めるシーンで、全然止められなくて…。筋トレとかしているんですか?”と質問。役所さんは“散歩くらいですよ”と控えめに答えると、菅田さんが“(役所さんのフィジカルは)大木だよね”と追随。あらためて、役所さんは“調子いい時はマラソンをするんだけど、高齢になると無理しちゃいけないってテレビで言ってたので、散歩くらいです”と自虐も挟み会場を笑わせつつ煙に巻き、強いフィジカルの秘けつを明かしませんでした。
役作りで体重を落とす必要があり、食事にも気をつけていた菅田さんは“みなさんロケ地で何食べてました?”と興味津々。役所さんが“差し入れの五平餅が美味しかった”と答えると、菅田さんは“ひとくちしか(食べていない)…”と悲しげな表情。“そりゃ残念だったね(笑)”と、勝ち誇るかのように笑う役所さんが“2本くらい食べたかなぁ”と菅田さんを追い込んで場を盛り上げていました。続いて、坂井さんは“差し入れの薄いかりんとうが美味しかった”と回答。菅田さんは、これも“なにそれ?”と答え、食べられていない様子。これには役所さんも“それも食べてないの?”と菅田さんの背中をポンポン叩いて労っていました。
役所さんは、田中さんへ“泯さんの作る野菜は美味しいんですけど、今一番食べごろな野菜は?”と質問。“玉ねぎです。送りましょうか?”と答えた田中さん。静かになった会場の雰囲気に、“なんでこの話...?”と我に返り、困惑した様子でしたが、自分に質問が振られると、“わたしは、みなさんのようにキレイにまとまるようなものはありません(笑)”と強気の姿勢。役所さんは“泯さんみたいに、質問を断るのもできるようにならないとダメだよね”とまとめていました。
【担当:芸能情報ステーション】














