新型コロナウイルスは5月8日から感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同じ5類へ移行されます。

山梨県が自宅で療養する人に貸し出している酸素の飽和度合いを測るパルスオキシメーターという機器、4000個以上が未返却となっていることがわかりました。

パルスオキシメーターは血中の酸素飽和度をはかる機器で、県が1個あたり6000円から7000円で購入し自宅療養者に貸し出しています。

県は療養が終わったら返却するよう求めています。

県によりますと県所有のパルスオキシメーターはおよそ2万3500個ありますが、4月28日時点で4200個が未返却になっています。

このうちおよそ530個は所有者に電話などで返却を求めていますが、残りは感染が急拡大した第7波以降、いち早く届けることを優先し管理番号を付けずに貸し出したため、誰が所有しているか把握できていないということです。

県はホームページでも返却を呼び掛けていて、どこに返却すればよいか分からない場合は最寄りの保健所に連絡してほしいとしています。