リニア新幹線のトンネル工事をめぐる水の静岡県外流出対策の「田代ダム案」をめぐり、4月26日、JR東海は県に対して前提条件の修正案について確認の文書を送りました。JR東海の丹羽俊介社長は「県と認識の相違がないようにしたい」と話しています。
JR東海が提案する「田代ダム案」は東京電力の発電用ダムの取水量を抑えて、リニア工事による水の県外流出分と相殺する案です。「田代ダム案」をめぐっては水利権に関する表現など、JR東海と東電が協議に入る前提条件について県が修正案を申し入れていました。
それに対して26日、JR東海は修正案における言葉の意味合いを確認する文書を県に送付しました。
<JR東海 丹羽俊介社長>
「(修正案に)具体的な数字等は記載されていなかったと認識しています。当社の認識と静岡県の認識に相違がないことを確認したいということで文書を発信した」
JR東海は共通認識が得られれば速やかに東電と協議に入りたいとしています。
注目の記事
若者に広がる住宅ローン"50年" 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿









